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こんにちは。どこ処、運営者のYOです。
庭の雰囲気を変えたいときや、家を建て替えるタイミングで、今ある物置をどこか別の場所に動かしたいなと思うことってありますよね。
でも、いざ動かそうとすると物置の移動はどこに頼むのが正解なのか、パッと浮かばなくて困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ネットで検索してみると、便利屋にお願いするのが安上がりだという声もあれば、カインズのようなホームセンターに相談すべきだという意見、さらには引越し業者に任せられるという話まであって、結局どこがいいの?と迷ってしまいますよね。
さらに気になるのは費用の相場や、中身を入れたまま移動させるなんて裏技があるのか、といった具体的な料金や作業の進め方のことかなと思います。
大きな物置だと自分で動かすのは怪我や腰痛のリスクもありますし、せっかく移動させたのに地面がガタガタで扉が閉まらなくなった、なんて失敗は絶対に避けたいところ。
この記事では、物置移動の業者選びでチェックすべきポイントから、実際の料金目安、そしてプロが教える技術的な注意点まで、私の視点で詳しく、そしてかなり深掘りしてお伝えします。
この記事を読めば、あなたの状況にぴったりな依頼先がどこなのか、スッキリ解決できるはずですよ。ぜひ最後まで付き合ってくださいね。
この記事で分かること
- 物置のサイズや予算に合う最適な業者の選び方
- 依頼先ごとの費用相場と追加料金が発生するケース
- 解体や再設置をプロに任せるべき技術的な理由
- 知っておきたい建築基準法やマンションの設置ルール
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物置の移動はどこに頼むのが正解か
物置の移動といっても、ただ持ち上げて運ぶだけなら簡単そうに見えますが、実際には解体して、慎重に運んで、またミリ単位の調整をしながら組み立てるという、かなり高度な職人技が必要なんです。
だからこそ「どこに頼むか」が、その後の物置の寿命を左右すると言っても過言ではありません。まずは、主な依頼先の顔ぶれとその特徴をじっくり見ていきましょう。
- 物置移動をしたい時の最適な依頼先は
- どこに頼むか決めるための選び方
- 便利屋へ依頼してコストを抑える
- カインズなどのホームセンターに相談
- イナバ物置移動の専門業者と費用の目安
- 引越し業者に物置の運搬を依頼するメリット
- 不用品回収業者に物置の撤去や移設を頼む場合
物置移動をしたい時の最適な依頼先は

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物置の移動を請け負ってくれる業者は、主に「便利屋」「エクステリア専門業者」「引越し業者」「不用品回収業者」の4つに分かれます。
これ、どこも同じに見えて、実は得意分野が全然違うんですよ。ここを間違えると、後で「あっちに頼めばよかった!」なんて後悔することになりかねません。あなたに最適なのはどこか、一緒に考えてみましょう。
まず、手軽さとコストパフォーマンスで選ぶなら「便利屋」さんです。彼らは家周りの困りごとを解決するプロなので、小さな物置の移動なら快く引き受けてくれます。
次に、10年以上使いたい大切な物置や、イナバ・ヨド・タクボといった大手メーカーの大型モデルなら「エクステリア専門業者」一択。技術力がずば抜けています。
また、家自体の引越しを伴うなら「引越し業者」が便利ですし、物置の中身を整理してついでに古くなった物置を処分するか迷っているなら「不用品回収業者」が適しています。
結局、物置のコンディションと「移動させた後にどれくらい長く使いたいか」という目的を基準にするのが一番かなと思います。
例えば、あと2〜3年持てばいい簡易的な物置なら、わざわざ高価な専門業者を呼ぶ必要はないかもしれません。逆に、防災備蓄庫として長く活用したいなら、設置のクオリティは妥協できませんよね。
ここ、すごく重要な判断基準ですよ。あなたが今持っている物置に対して、どんな未来を描いているかをまずは整理してみてくださいね。
また、業者によっては「解体はするけど再組み立てはしない」というところや、その逆もあったりします。
依頼する際は必ず「解体・運搬・再設置のワンストップ対応」が可能かを確認するようにしてください。
ここを確認しておかないと、解体したパネルの山を前に立ち尽くすことになってしまいますからね。
どこに頼むか決めるための選び方
依頼先を決める上で一番大切なのは、単に「安いから」という理由だけで飛びつかないことです。
物置の移動で一番トラブルになりやすいのは、移動後の「扉の立て付け」や「水平(レベル)」の狂いなんですよ。
これ、適当な業者に頼むと、最初は良くても数ヶ月後に「扉が重くて開かない!」なんてことになりがちです。
良い業者を見分ける選び方のコツは、見積もりの段階で「アンカー工事」や「水平出し」について詳しく説明してくれるかどうか。物置は地面に置いて終わりではありません。
台風で飛ばされないように地面と固定するアンカー工事は必須ですし、地面のわずかな傾斜を調整するレベリング作業こそがプロの腕の見せ所なんです。ここを曖昧にする業者は、避けたほうがいいかも……と私は思います。
- 現地調査または詳細な写真確認をしてくれる:「見てみないと分からない」と言いつつ、概算を出してくれるところは誠実です。
- メーカー名と型番で反応が変わる:「イナバのNXNシリーズですね」など、具体的な型番から構造を察してくれる業者は経験豊富です。
- 追加料金の可能性を先に言ってくれる:錆びたボルトの切断や、基礎の作り直しなど、発生しそうな費用を隠さない業者は信頼できます。
また、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は必須ですよ。最低でも2社、できれば3社に同じ条件で問い合わせてみてください。
電話の対応ひとつでも、「あ、ここは丁寧だな」とか「ちょっと雑そうだな」という空気感が伝わってくるはずです。実際に私は必ず電話対応の印象をメモに残し、最終的な判断の目安にしました。
あなたの家の大切な一部を預けるわけですから、信頼できるパートナーをじっくり選んでくださいね。
便利屋へ依頼してコストを抑える

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「とにかく安く済ませたい!」という時に真っ先に思い浮かぶのが便利屋さんですよね。便利屋さんの最大の強みは、なんといっても料金の柔軟性とフットワークの軽さです。
専門業者のように立派な重機や店舗を持っていない分、人件費メインのシンプルな料金体系なことが多いんですよ。
小〜中型サイズの物置で、同一敷地内の移動なら、便利屋さんに頼むのが最もコストを抑えられる方法になる可能性が高いです。
ただし、ここにはちょっとした注意点もあります。便利屋さんは「何でもやるプロ」ではありますが、「物置の構造のスペシャリスト」ではない場合が多いんです。
物置は各メーカーごとに独自の組み立てルールがあり、ボルトを締める順番ひとつで全体の歪みが変わったりします。
そのため、便利屋さんに依頼するなら、過去に物置の組み立てや移動を何件くらいこなしているかを直接聞いてみるのが一番安心。
経験豊富な便利屋さんなら、専門業者顔負けの技術を持っていることもありますからね。
また、便利屋さんのもう一つの魅力は「ついでのお願い」ができること。物置を動かした後に空いたスペースを整地してもらったり、物置の中の古い棚をバラして捨ててもらったり。
こういった細かい融通が利くのが、忙しい私たちにとってはすごく助かるんですよね。コスト重視派の方は、まずは近所の便利屋さんに「物置の型番」と「移動距離」を伝えて、概算を聞いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
カインズなどのホームセンターに相談

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「物置といえばホームセンター!」というイメージ、ありますよね。カインズやコーナンといった大手ホームセンターには、物置の特設コーナーがあって、展示品を見ていると安心感があります。
しかし、ここで知っておいてほしいのが、ホームセンターは基本的に「新しい物置を売る場所」であるということです。
既存の物置を別の場所へ移動させるだけのサービスは、公式のメニューにはないことが多いんですよ。
実際、店舗のサービスカウンターで「今ある物置を動かしたい」と相談しても、「新規購入時のみ設置可能です」とお断りされるケースがほとんど。
運良く引き受けてくれたとしても、ホームセンターが直接動くわけではなく、提携している下請けの施工会社に丸投げする形になります。
そうなると、当然ながらホームセンター側の仲介手数料(マージン)が上乗せされるので、結果として料金がかなり高くなってしまうのが現実かなと思います。
ただ、一つだけ例外があります。
それは「今の物置が古くなったから、新しいのを買って設置し、古いのは処分または別の場所へ移したい」という買い替えのタイミングです。これならセット割引のような形で安く提案してくれることもあります。
もし、あなたが「移動させるより買い換えたほうがいいかな?」と少しでも迷っているなら、展示場に行って最新の物置を見つつ、スタッフさんに相談してみるのも一つの手かも。
カインズなどのプライベートブランドなら、性能の割に安く手に入るモデルもありますからね。あくまで「移動のみ」は期待せず、トータルでの判断材料にするのが賢いやり方ですよ。
イナバ物置移動の専門業者と費用の目安
「100人乗っても大丈夫!」のフレーズで有名なイナバ物置や、ヨド物置、タクボ物置などの一流メーカー品をお持ちなら、やはり外構(エクステリア)専門業者に依頼するのが最も王道であり、正解です。
これらの物置は非常に頑丈に作られていますが、それゆえに一つひとつのパネルが重く、ボルトの数も膨大。慣れていない人が扱うと、ネジ山を潰してしまったり、パネルを凹ませてしまったりと、かえって高くつくリスクがあるんです。
専門業者に依頼した場合の費用の目安は、小型で3万円〜、中型〜大型になると5万円〜15万円程度になることが一般的です。これ、一見すると高く感じるかもしれませんが、内容を見れば納得ですよ。
彼らはただ運ぶだけでなく、土台となるコンクリートブロックの水平をレーザーレベルで完璧に出し、必要であればモルタルで基礎を固め、さらには強風対策のアンカー工事までバッチリこなしてくれます。
この「土台の安心感」こそが、専門業者にお金を払う価値そのものなんです。
また、専門業者はメーカーごとの廃盤モデルの構造にも詳しかったりします。「古いイナバ物置なんだけど、このボルトはまだ手に入る?」といった相談に乗ってくれるのも、餅は餅屋ならでは。
移動を機に、古くなった戸車(扉の下のローラー)を新品に変えてもらったり、サビ止め塗装をお願いしたりと、物置のメンテナンスを兼ねた移設ができるのが最大の強み。
資産としての物置を長持ちさせたいなら、予算をしっかり確保してでも専門業者にお願いすることを強くおすすめします。ここ、後悔しないための大きな分かれ道ですよ。
引越し業者に物置の運搬を依頼するメリット

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家全体の引越しが決まっているなら、サカイ引越センターやアート引越センターといった大手引越し業者のオプションサービスを利用するのが一番スマートです。
引越しの荷物と一緒にトラックに載せて運んでくれるので、別々に業者を探す手間が省けますし、何より当日の立ち会いが一回で済むのがめちゃくちゃ楽なんですよね。
ただし、ここでも「裏事情」を知っておく必要があります。引越し業者のスタッフさんは、タンスや冷蔵庫を運ぶプロではありますが、物置を組み立てるプロではありません。
そのため、実際の解体・組み立て作業は、引越し業者が提携している「電気工事屋」さんや「家具組立代行」の会社が外注としてやってくることがほとんどです。
つまり、「引越し業者への支払い = 実際の作業費 + 引越し業者の手数料」という構図になるので、コスト的には少し割高になる傾向があります。
移動距離が短いなら自分たちで別の業者を探したほうが安いこともありますが、遠方への引越しなら一括で任せてしまったほうが、万が一の紛失や破損のトラブル対応も窓口が一つで済むので安心感がありますね。
引越し業者に依頼する際のコツは、見積もり時に「物置のサイズ(幅・奥行き・高さ)」と「中身を空にするタイミング」を正確に伝えること。
当日の朝になって「実は物置もありました!」なんて言うと、トラックに乗り切らなくて断られたり、とんでもない追加料金を請求されたりすることもあるので注意が必要です。
繁忙期(3〜4月)は特に物置移動のような手間のかかるオプションは敬遠されがちなので、早め早めの相談が成功の鍵ですよ。
不用品回収業者に物置の撤去や移設を頼む場合
物置の中が何年も開けていない「開かずの間」状態になっているなら、不用品回収業者は心強い味方になります。
物置の移動で一番大変なのは、実は「中身を出すこと」だったりしますよね。古いキャンプ用品、壊れた自転車、いつか使うと思って取っておいた木材……。これらを全部仕分けして処分するのは、かなりの重労働。
不用品回収業者なら、中身の回収から物置の移動までを一気に引き受けてくれます。これ、忙しい人にとっては救世主のような存在ですよ。
費用の面では、回収する不用品の量によって大きく変わります。もし物置自体がまだ綺麗で、人気メーカーのモデルなら、「買取」を行ってくれる業者を選ぶのが賢い選択です。
物置の買取金額で移動費用を相殺できれば、実質タダ、あるいはプラスアルファで移設できる可能性だってあるんです。これ、知らないと損ですよね。
ただし、不用品回収業者は「壊すこと」には慣れていますが、「組み立てること」に関しては業者によって技術力の差が激しいのが実情です。
依頼する前には必ず、「解体した後に元の通りに組み立てて、扉の調整までやってくれますか?」と念押しして聞いてみてください。
もし「組み立てはちょっと……」と渋るようなら、解体と処分だけを頼んで、新しい場所への設置は別の方法を考えるという切り分けも必要かもしれません。
自分の手間をどこまで省きたいかで、この選択肢を選んでみてくださいね。
物置の移動をどこに頼むか迷う方が知るべき費用と技術

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さて、ここからはもっと踏み込んだ「お金」と「技術」の話をしていきましょう。どこに頼むにせよ、相場を知らないと足元を見られてしまうかもしれません。
また、DIYでやってみようと思っているあなたに、ぜひ知っておいてほしい「プロの壁」についても触れていきますね。ここ、かなりシビアな話になりますが、大切なことなのでしっかりお伝えします。
- 物置の移動費用に関する基礎知識
- 解体と組み立てにかかる費用は別なの?
- 長距離で運ぶにはいくらかかるか
- 庭先で物置を解体せずに移動させる手順と注意点
- イナバ物置移動の方法を自分で試すリスクと難易度
- 建築基準法やマンションの設置ルールを遵守する
- 物置の移動はどこに頼むのが最適か:まとめ
物置の移動費用に関する基礎知識
物置の移動にかかる費用は、単純なセット料金だけでなく、いくつかのパーツに分かれています。
これを知っておくと、見積書を見たときに「あ、これは適正だな」と判断できるようになります。
主な内訳は、人件費、運搬費(車両費)、材料費(新しいブロックやアンカー)、そして処分費。これらが組み合わさって、最終的な金額が決まります。
物置のサイズ別の費用相場を、ざっくりとした表にまとめてみました。これくらいの金額感を持っておくと、業者との交渉がスムーズになりますよ。
| 物置のサイズ(目安) | 移動費用の相場 | 主な作業内容 |
|---|---|---|
| 小型(ベランダ用など) | 10,000円 〜 25,000円 | 解体せずにそのまま運搬することが多い |
| 中型(1坪/約2畳程度) | 40,000円 〜 80,000円 | 解体・運搬・再組み立て・水平出し |
| 大型(2坪〜、倉庫タイプ) | 100,000円 〜 200,000円 | 複数人での作業・本格的な基礎工事が必要 |
※料金は移動距離や地面の状況により大きく変動します。あくまで一般的な目安としてお考えください。
特に注意が必要なのが「中型」以上の物置です。一坪サイズを超えてくると、パネル一枚が重すぎて一人では作業できず、作業員が2名以上必要になります。そうなると当然、人件費も倍になるわけです。
「隣の家に動かすだけなのになんでこんなに高いの?」と思うかもしれませんが、プロが安全に、かつ確実に組み上げるためには、どうしてもこれくらいのコストがかかってしまうんですよね。
ここ、納得できるかどうかがポイントかなと思います。
解体と組み立てにかかる費用は別なの?

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これは本当によくある疑問ですが、答えは「基本的には別々に算出されます」です。見積書を見ると「解体工賃」と「設置・組立工賃」が分かれて記載されているはず。
なぜ別々なのかというと、実は解体のほうが難易度が高いケースがあるからなんです。長年雨風にさらされた物置は、ネジが錆びついて固着していたり、床板が腐食して外れにくくなっていたりします。
プロはこれらをサンダーで切断したり、潤滑剤を使いながら丁寧にバラしていくので、新品をゼロから組むよりも手間がかかるんですよ。
さらに、移動先の「基礎作り」も別の工賃として発生します。古いブロックをそのまま使い回すこともありますが、安定性を考えると新しいブロックに交換するのが一般的。
この「古いものを片付ける手間」と「新しい土台を作る手間」がそれぞれかかるため、費用が二重に見えてしまうわけですね。
もし見積もりが安すぎるとしたら、もしかすると「水平出し」や「古い基礎の処分」が含まれていない可能性があるので、内訳をよく確認してみてくださいね。ここ、安さの裏には必ず理由がありますから。
長距離で運ぶにはいくらかかるか
同一敷地内(庭の端から端など)の移動なら、軽トラック一台で済んだり、あるいは手運びできたりするので運搬費は安く済みます。
でも、例えば「実家にある物置を自分の家に持ってきたい」というような、車で30分以上かかる移動となると、話は別です。
この場合、運搬費が跳ね上がるだけでなく、拘束時間による人件費の加算も発生します。
具体的な加算額としては、移動距離10km〜20km程度でプラス1万円〜2万円くらいが相場かな。
これが100kmを超えるような長距離引越しとなると、高速料金や大型トラックのチャーター料が加算され、物置の移動だけで10万円を軽く超えることもあります。
こうなってくると、「今の物置を売って、そのお金を足しにして現地で新品を買ったほうが安いんじゃないか?」という疑惑が浮上してきます。
10年以上使っている古い物置なら、長距離移動を機に買い換えるのが、経済的には最も合理的かもしれません。
移動を依頼する前に、ぜひ一度「新品の価格」を調べて、天秤にかけてみてくださいね。ここ、冷静な判断が必要なポイントですよ。
ここでお伝えしている価格はあくまでも仮定であり目安ですので、実際の料金とは異なるのでご注意ください。
庭先で物置を解体せずに移動させる手順と注意点

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「たった3メートル動かしたいだけなのに、全部バラすのはもったいない!」と思いますよね。
実際、解体せずにそのまま移動させる「吊り上げ移動」という方法もあります。これは、ユニック車というクレーン付きのトラックで物置をまるごと吊り上げ、そのまま新しい場所へ置くという豪快な手法です。
これなら作業時間は大幅に短縮できますし、物置の継ぎ目から雨漏りするリスクも減らせます。
ただし、この方法にはいくつかの厳しい条件があります。まず、物置のすぐそばまで大きなトラックが入り込める道幅があること。
そして、物置の上に電線や木の枝などの障害物がないこと。さらに、物置自体が「吊り上げに耐えられる構造」であることも重要です。
安価な小型物置だと、吊り上げた瞬間に重みで底が抜けてしまうこともあるんですよ……。怖いですよね。
もし条件が揃っているなら、この方法は非常にスマート。解体・組み立ての手間が省ける分、人件費が安くなることもあります。
ただし、クレーン操作には専門の資格が必要なので、必ず経験豊富な業者に依頼してくださいね。事故が起きてからでは遅いですから。
イナバ物置移動の方法を自分で試すリスクと難易度
「YouTubeで組み立て動画を見たから、自分でもできそう!」と思うかもしれません。確かに、DIY好きな方なら、解体して運ぶところまではなんとかなるかもしれません。
でも、最大の壁はやはり「再組み立て」にあります。物置は一度解体すると、わずかなパネルの歪みやネジ穴のズレが生じます。
新品を組むのとはワケが違うんです。特に、地面の水平が1センチでも狂っていると、完成間近で「屋根がはまらない!」「扉がどうしても閉まらない!」という絶望的な状況に陥ることが本当によくあります。
また、安全面のリスクも無視できません。大型のパネルは風を受けると帆のようになり、突風が吹くと人間一人くらい簡単に倒されてしまいます。
パネルの角はカミソリのように鋭いので、不慣れな作業で深い切り傷を負ってしまうことも。さらに、一番怖いのが設置後の「転倒」です。
プロが行うアンカー工事は、地面の質に合わせてコンクリートを流し込んだり、専用の金具を打ち込んだりと、長年の経験に基づいた施工を行います。
ここをDIYで「適当にブロックを置いただけ」にすると、台風の時に物置が隣の家の車に激突……なんていう恐ろしい事態になりかねません。修理代だけでなく損害賠償まで発生したら、目も当てられませんよね。
私の意見としては、小型の簡易物置ならDIYもありかもしれませんが、人が入れるような中型以上の物置、特にイナバ物置などのしっかりしたモデルなら、迷わずプロに任せるべきだと思います。
自分の時間と安全、そして近隣への配慮を考えれば、数万円の工賃は決して高い投資ではないはずですよ。ここ、勇気を持って「頼む」という選択をしてほしいなと思います。
建築基準法やマンションの設置ルールを遵守する
物置を移動させる際に意外と忘れがちなのが、法律や規約の話。物置って、実は「建築物」として扱われるんです。特に知っておいてほしいのが建築基準法。
基本的には「床面積が10平方メートル(約3坪)以下の物置を、防火地域・準防火地域以外に設置する」場合は確認申請が不要ですが、逆に言えば防火地域ならどんなに小さくても申請が必要になる場合があるんです。
これ、知らないで設置して、後から行政のチェックが入ると大変ですよ。
また、マンションの専用庭やベランダに物置を移動させる場合は、管理規約を100回くらい読み直す勢いでチェックしてください。
多くのマンションでは、ベランダは「共用部分」であり、緊急時の避難経路になっています。
そこに物置を置くことは、消防法違反になる可能性が高いんです。
特に「蹴破り戸(隣との仕切り板)」を塞ぐように物置を置くのは絶対にNG。火事の時に逃げ遅れた人がいたら、責任はすべて設置者に回ってきます。(出典:国土交通省『建築基準法の制度概要』)
このように、物置の移動は単なる「場所の移動」ではなく、法的なルールの上で行う必要があります。
自分の住んでいる地域が「防火地域」に該当するかどうかは、各自治体の都市計画図などで確認できます。
もし不安なら、移動を依頼する業者に「ここ、法律的に大丈夫かな?」と聞いてみるのも手です。プロなら地域のルールに詳しいはずですからね。
安全とルールを守って、気持ちよく新しい物置ライフをスタートさせましょう。
さらに詳しく知りたい方へ
建築物としての物置の扱いについては、建ぺい率や容積率の計算にも関わってきます。
もし敷地ギリギリに大きな物置を移動させる場合は、将来の売却や建て替え時に不利にならないよう、今のうちに専門家に相談しておくことをおすすめします。土地の余裕をしっかり把握しておくことが、トラブルを防ぐ第一歩ですよ。
物置の移動はどこに頼むのが最適か:まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!ここまで物置の移動について色々な角度からお話ししてきました。
結局のところ、どこに頼むのがベストかは、「あなたの安心をいくらで買うか」という決断に集約されるかなと思います。
コストを最優先し、多少の立て付けの甘さは気にしないなら、フットワークの軽い便利屋さんがいいでしょう。
でも、もしあなたが「これからも10年、20年と大切に使いたい」「地震や台風でもビクともしない設置をしてほしい」と願うなら、多少費用はかさんでもエクステリア専門業者に依頼するのが、間違いなく一番の近道です。
移動はメンテナンスの絶好の機会でもあります。このタイミングでしっかりプロの目で見てもらい、悪いところを直しておけば、結果として買い換えるよりもずっと長く、安く使い続けることができますからね。
まずは一歩踏み出して、2〜3社に電話やメールをしてみることから始めてみてください。
その際は、この記事でご紹介した「型番の確認」や「水平出しの説明があるか」などのポイントを思い出して、業者さんと対話してみてください。
きっと、「ここなら任せられる!」と思える素敵なパートナーが見つかるはずです。あなたの家の一部である物置が、新しい場所でまた便利に活躍してくれることを、心から応援していますよ!
正確な費用や工期については、現場の状況によって大きく変わります。公式サイトの実績ページなどを参考にしつつ、最終的には必ず「現地見積もり」を取って、納得した上で契約を進めてくださいね。では、素晴らしい庭づくり・住まいづくりを!


